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東京都葛飾区の歴史
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所在地 葛飾区柴又7-19-32

葛飾区登録有形文化財
 山本亭 附 庭園
     平成21年(2009)3月17日登録



 大正末期から昭和初期に建築された和洋折衷の建物と純和風の庭園とが調和したもので、同時代に建築された建物等が消失していくなかで葛飾区のみならず都内においても、日本の建築史を知るうえで貴重な文化遺産です。
 建物は、木造2階建て及び土蔵・地下防空壕・長屋門からなり、伝統的な書院造を骨子として洋風建築の要素を取り込み、随所に近代和風建築の特徴を有しています。また、庭園は、縁先の近くに池泉を背後には緑濃い植え込みと築山を設け、滝を配すなど書院造の庭園を基本としてもので、昭和初期における庭園を現在まで残しています。
 葛飾区教育委員会



この建物は、地元縁の山本工場(カメラ部品製造)の創立者である山本栄之助翁の自宅でした。
関東大震災後、当地に移り住み、以後4代にわたって使われていたものを、昭和63年(1988)に葛飾区が取得し、平成3年(1991)4月から一般に公開しました。
建物は、1階400㎡、2階50㎡の木造瓦葺き2階建てで、地下室、土蔵、長屋門なども備え、大正5年(1916)から昭和5年(1930)の間に数回にわたる増改築を重ね、現在の姿となりました。
伝統的な書院造りと洋風建築を複合した和洋折衷の建物と、純和風の庭園とが見事な調和を保っており、その文化的価値は、国内はもとより海外においても高く評価されています。



Yamamoto-tei was built around the end of the Taisyo period and the beginning of the Showa period,thus besutifully blending the Japanese style with that of the Western.The site consists often expansive one-story sukiya-style home and its surrounding garden.


                   (写真右)防空壕跡
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