東京都葛飾区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 吉田穂積制作 出川三男監修 所在地 葛飾区柴又4-8 フーテンの寅像 寅さんは損ばかりしながら生きている 江戸っ子とはそういうものだと 別に後悔もしていない 人一倍他人には親切で家族思いで金儲けなぞは爪の垢ほども考えたことがない そんな無欲で気持ちのいい男なのになぜかみんなに馬鹿にされる もう二度と故郷になんか帰るものかと哀しみをこらえて柴又の駅を旅立つことをいったい何十辺くり返したことだろう でも故郷は恋しい 変わることのない愛情で自分を守ってくれる 妹のさくらが可哀想でならない ―ごめんよさくら いつかはきっと偉い兄貴になるからな― 車寅次郎はそう心に念じつつ故郷柴又の町をふり返るのである 1999年8月 山田洋次 昭和44年(1969)8月第1作「男はつらいよ」が公開されてから平成8年(1996)正月の「男はつらいよ・寅次郎 紅の花」までの48作は世界映画史上に突出したシリーズ映画です この輝かしい積みかさねは、山田洋次監督とスタッフ及び渥美清さんほかの出演者によることは勿論ですが、なんといってもこの映画を全国のファンが心から愛してくれたからでした そして特にここ葛飾柴又の皆さんには温い人情と熱い思いで映画「男はつらいよ」と寅さんを支えていただきました このたび由縁の地に全国のファンの皆様のお志により像が建立されましたことはわが社にとって大変嬉しいことです 心より御礼を申し上げます 平成11年(1999)8月 松竹株式会社 「男はつらいよ シリーズ」は平成8年(1996)8月主演の渥美清さんが急逝されたことで終わりを告げました 私たちはこの映画を偲んで寅さんの像を建立することを思い立ち百円募金を計画したところ、全国のファンの方がこころよく参加してくださいました その大勢の方たち一人ずつに名前を書いていただきその芳名録をこの像の台座の中に収めてあります 毎月10日を「寅さんの日」と定め、故郷柴又を愛してやまなかった私たちの寅さんを、いつまでも大切にお守りさせていただきます 柴又 神明会 PR
文章校正について
松竹株式会社の『昭和44年1月 後悔』とありますが、『公開』と思われますのでお調べ下さい。
ありがとうございます。
坂本和隆様、ご指摘頂きましてありがとうございます。早速、「公開」に訂正させて頂きました。
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